◆人 口 | 181,181人(2019年1月1日現在) |
◆面 積 | 362k㎡ |
◆市長名 | イヴァネンコ ヴィターリー ユーリエヴィチ |
◆市役所の所在地 | 683000 ペトロパヴロフスク・カムチャツキー市 レーニン通り14 |
◆担当部署名 | 総務局
TEL +7(4152)302-550 FAX +7(4152)302-551 E-mail gradpk@pkgo.ru |
◆ホームページ | www.pkgo.ru |
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ペトロパヴロフスク・カムチャツキー市はカムチャツカ地方の行政の中心であり、カムチャツカ半島南東部、ロシア極東連邦管区に位置している。
ペトロパヴロフスクの名称は、「聖ピョートル」号と「聖パーヴェル」号という2隻の船名に由来する。1740年10月17日、第2次カムチャツカ探検を行ったヴィトゥス・ベーリングとアレクセイ・チリコフがこれらの船に乗り、カムチャツカ半島に到達した。
ペトロパヴロフスク港はアヴァチャ湾の入り江の一つに建設された。アヴァチャ湾は、世界で最も大きな天然の湾の一つとして探検家や航海者の間で名が知られるようになった。
18世紀末から19世紀半ばの世界一周探検の全盛期、ペトロパヴロフスク港とアヴァチャ湾は、多くの偉大な航海者が寄港する場所となった。1779年、ハワイ諸島でのジェームス・クックの悲劇的な死の後、チャールズ・クラーク率いる第3次世界一周探検隊のDiscovery号とResolution号がペトロパヴロフスク港に入港した。クラークは1779年8月に死去し、ペトロパヴロフスク港の北端に埋葬された。チャールズ・クラークの記念碑は、レーニン通りに建立されている。その近くには、1787年9月にペトロパヴロフスク港を訪れたフランスの海洋探検家ラ・ペルーズ伯ジャン=フランソワ・ド・ガローの記念碑も建てられている。
2011年11月3日のロシア大統領令1458号によって、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー市はロシア連邦の「戦争栄光都市」の名誉称号を授与された。
ペトロパヴロフスク・カムチャツキー市は、アヴァチャ湾沿いに約30㎞にわたり立地している。現在、本市は産業、行政、文化、科学の拠点であると同時に、カムチャツカ地方の首都となっている。ここには、ロシア科学アカデミー極東支部火山学・地震学研究所、ロシア科学アカデミー極東支部太平洋地理学研究所カムチャツカ支部、カムチャツカ漁業・海洋学科学調査研究所、科学・研究技術センターなど科学アカデミーの各種施設がある。国立・私立の高等教育機関では、教師、船員、漁師、法律家、エコノミスト、銀行員を養成している。
ペトロパヴロフスク・カムチャツキーでは、先行発展区「カムチャツカ」と「ウラジオストク自由港」という2つの枠組みが適用されている。このことにより、外資の入った企業にとってもアクセスが可能である。
先行発展区「カムチャツカ」は、ペトロパヴロフスク・カムチャツキー市内における観光・リクリエーション複合施設、交通・物流複合施設、船舶修理工業、そして海洋資源の加工業の発展を見込んでいる。
同様の特恵が、「ウラジオストク自由港」制度の代表者にも提供されている。その特徴は、製造業と物品税の適用及び行政指導を除く、あらゆる形態の活動を見越した投資プロジェクトを行う可能性として現れている。
現在、本市には旅行会社が106社あり、市内だけでなくカムチャツカ地方を巡るツアーも催行している。
市内には観光客や観光グループ向けのホテルやプチホテル22軒、ゲストハウス9軒、ホステル6軒が営業している。
(参照:カムチャツカ地方公式観光サイトhttp://visitkamchatka.com )